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電子書籍の作り方

誰もがKindle本で出版できる時代になった

縦組みのKindle本を制作する手順 2/6

EPUBデータの作成

htmlファイルの読み込み

Sigilを起動、[+]ボタンをクリックして、外部に保存している htmlファイルを読み込む。

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ファイル先頭に番号を振っておいたのは、読み込み順(ページ順)の為。Sigil内で並びを変えてもページ順は変えられるが、番号を付けておくほうが管理が楽。

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初めからあった Section0001.xhtmlは不要なので削除する。ファイル名上で右クリックしてメニューを表示させて削除…を実行。

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htmlファイルの読み込み時に、htmlからリンクしているスタイルシートも一緒に読み込まれる。

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書誌情報の追加

ツール > メタデータエディタ…

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本の使用言語、タイトル、著者名などの書誌情報(メタデータ)を入力。dc:dreator項目は、Add Metadataボタン > Author で追加できる。

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目次の生成

ツール > 目次 > 目次を生成 (論理目次の生成)

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見出しタグが目次候補になって表示される。目次に不要なものは✓を外す。今回はすべて選択した状態にしておく(状況に応じて判断)。

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ツール > 目次 > HTMLの目次を生成(HTML目次の生成)

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目次の htmlファイル(TOC.xhtml)と 目次用のスタイルシート(sgc-toc.css)が自動で生成される。

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生成されるスタイルシートの記述は横書き固定なので、これを縦書き用に記述修正する。

/* 縦書き */
body { -webkit-writing-mode: vertical-rl;}

(Kindle本のための縦書き指定は上記の一行です)

目次ファイル(TOC.xhtml)に手を加えず、スタイルシートの記述のみを変更して表示を変えるようにするのがポイント。目次ファイルはEPUB制作の都度、作り直されるので、これにクラスなどを設定すると毎回修正を行わなくてはならず手間が掛かってしまう。

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修正したスタイルシートで表示させたHTML目次。

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ページ送り方向の設定

content.opfフォルダを開いて、ページ送りを決める記述を追加する。縦書き用の書籍はページ送りが横書きとは逆になる。

<meta content="vertical-rl" name="primary-writing-mode" />

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保存

ファイル > 保存。

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EPUBデータの完成。ファイル名は半角英数字にしておく。

完成データと間違わないようにする為、制作中のファイル名は「book-制作日」にする(マイルール)。KDPにアップロードする際に、書名入りの完成データらしきものがたくさんあると間違えそう、という自己(事故)への配慮。

あと、電子書籍リーダーから不要ファイルを削除するときの為。「book-日付」のファイル名なら何かの本の制作データということ。

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スタイルシートを1つにまとめる

Sigil上で記述を追加した目次の為の縦書き用スタイルシートをコピーして、Codaで管理している本文用スタイルシートに移しておく。

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本文用のスタイルシートにペーストする。

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Kindle電子書籍リーダーで検証

検証には Fire HDX 8.9を使用。

HTML目次は、本の構成を視覚的に表せる非常に重要なページであり、書いてある項目で内容が分かるものでなければならない。

あとがきはその物語に含まれる(別の物語ではない)とするのが、構成上は分かりやすいだろうし、『ごん狐』の見出しの一、二、三…は、それだけでは内容が伝わらない不要ではないか? …と考えた。

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読者の目線で自分ツッコミ。

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ここで検討して、作り直して、また実機確認を繰り返す。最終的には複数端末で確認するが、とりあえずは読者を想定した端末か、自分が検証しやすい端末がいいだろう。

EPUBを Kindle本に変換して、電子書籍リーダーで確認する方法は「制作したEPUBをKindle本に変換して各端末に転送する方法」を参考にしてください。

>>> 縦組みのKindle本を制作する手順 3/6