電子書籍の作り方

誰もがKindle本で出版できる時代になった

Sigilで電子書籍を作る方法(スタイルシート不要編)

Sigilの使い方の基本の基本」ではSigilの新規HTMLファイルに文章を書き込んで、それをEPUBにする方法を説明しました。

書籍にするような長文になると、別のエディタで書き溜めておいて、それをSigilのHTMLファイルにコピペしてEPUBを作るようにするのが効率が良い。

この作り方は、標準のページレイアウトの横書きの電子書籍にする為、スタイルシート(CSS)の記述は不要です。

作例

青空文庫の菊池寛著『大阪夏之陣』の文章を使って、Sigilにコピペして電子書籍を制作する作例です。

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全文をコピーします。

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Sigilを起動させると、新規EPUB書類が開くので、ブックビューの状態で空HTMLファイル(Section0001.xhtml)に全文をペーストします。

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タイトル『大阪夏之陣』にカーソルを置いた状態で、h1ボタンをクリックして、タイトルを大見出しに設定します。

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見出し「夏之陣起因」にカーソルを置いた状態で、h2ボタンをクリックして、中見出し(h2見出し)に設定します。

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(とりあえず)本のページはこれで良いものとしておきます。

次は書誌情報を入力します。EPUBデータに本のタイトル、著者名、使用言語などの書誌情報を登録します。書誌情報は電子書籍には必須のデータです。

メニューバーから、ツール > メタデータエディター… を選び、メタデータエディターを開きます。

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初期設定では言語とタイトルの項目しかありません。言語はPreferenceで日本語を選んでいるので日本語(ja)が選択されている状態です。タイトルは[No data]になっているので、作例のタイトル「大阪夏之陣」を入力します。

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「大阪夏之陣」を入力。

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著者名の項目を追加するために、「Add Metadata」をクリックします。

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著者の項目を追加するには、Authorを選びます。

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メタデータエディターでは著者はcreator項目になります。著者名「菊池寛」を入力します。

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「OK」ボタンを押して、メタデータエディターを終了させ、ファイルメニューから保存を実行します。

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ファイル名は半角英数字にします。

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これでEPUBデータの完成です。

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ページデザインを検討して修正する」ではこれを電子書籍リーダーで表示させて、ページのデザインを検討し、EPUBデータの修正を行います。