電子書籍の作り方

誰もがKindle本で出版できる時代になった

Sigilの使い方の基本の基本

Sigilは電子書籍のデファクトスタンダードであるEPUB形式のデータを作成するソフトウエアです。読み方は「シジル」あるいは「シギル」のようです(参考:wikipedia:sigil)。

公式サイト
Sigil Ebook | Sigil is a multi-platform EPUB ebook Editor
ダウンロードサイト
Releases · Sigil-Ebook/Sigil · GitHub

無料でダウンロードサイトから入手することができます。

無料ソフトウエア

Sigilは無料のソフトウエアですが、寄付サイトへのリンクがあります。
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以前、寄付しようとしたところ、日本からはPayPalでの寄付が行えず断念しました。今確認したら、"Not available at this time."。私はこのソフトウエアがないと手軽に電子書籍制作ができないので、対価を払いたい(払うことで継続してほしい)と思っているソフトウエアです。

ジャストシステム社のワープロソフトの一太郎などでも制作は行えますが、CSSを直接書き換えられないのでかえって不自由なのですよね。しかしながら、CSSを自分で書かないのなら一太郎をお薦めします。

Amazon ストア:一太郎2016

ブックビューとコードビューの切り替え

Sigilを起動させると新しいEPUBファイルが開きます。開いた本のボタンをクリックすると文章のみが表示される(書籍ページの表示に近い)ブックビュー表示になります。f:id:potex:20160404235644p:plain

コードビューに切り替えると、HTMLソースコードを見ることができます。基本的なコードは自動で生成されます。「 」は半角スペースのコードです(つまり空白行)。

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文章の入力

ブックビューに切り替えて、文章を書いてみましょう。「新しい電子書籍を作る」と打ち込みます。ブログの見たまま編集画面で入力するのと同じようなものです。

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コードビューに切り替えてソースコードを確認すると、pタグが文章の前後に自動生成されています。

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見出しの設定

文章の入力はブックビューで行えます(コードビューで行うことも可能です)。先ほど書いた文章「新しい電子書籍を作る」にカーソルを置いた状態で「h1」をクリックすると、文章が大見出し(h1見出し)に変わります。

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文章を入力後、必要に応じて、h1〜h6の見出しを設定します。見出しの設定をしなければ普通の段落になります。

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書誌情報の入力

メニューから「メタデータエディター…」を選び、書誌情報を入力します。

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最低限必要な項目は、本のタイトル、著者名、言語です。ここに入力した値は、content.opfファイルに書き込まれます。

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最新版ではメタデータエディター画面が変更されています。

保存

保存するとEPUB形式データが作成されます。ファイル名は半角英数字にします。

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EPUB形式データの完成です。

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