電子書籍の作り方

誰もがKindle本で出版できる時代になった

Kindle本は簡単に作れて、本作りは楽しい

私個人は電子書籍の専門家というわけでなく、電子書籍を個人出版したことと他者の出版をお手伝いした経験がある程度の、いわゆる素人です。私にできることは他の方にもできると思います。

誰にでも分かるように、Kindle本の作り方を解説していくことを目指します。

電子書籍の作り方は簡単(本を作ること自体は簡単ですが、内容を書くことは大変)です。ただ、正しい作り方というものがあるのかは分からないので、本を作ってみて読者の方が読む同じ端末で確認して読めればOKとしています。それでAmazonの審査も通りますし問題はないようです。

実際に電子書籍リーダーで確認する、確認しながら作る、というのが非常に重要だと考えています。正しく作ったつもりでも何かが欠けていて失敗している可能性は常にあるので必ず電子書籍リーダーで読めるか確かめましょう。

必要なもの

制作に必要なものとしては、原稿以外には、パソコンとソフトウエア、あと電子書籍リーダーが必要です。パソコンはWindowsでもMacでもどちらでも構いませんが、ソフトウエアによってはどちらか片方の版しかない場合があります(ジャストシステム社の一太郎など)。

私は、Sigilという無料のソフトウエアを使っていますが、これは各種OS版があります。

Amazonで販売するKindle本を読む為に専用のKindle(本がKindle本でそれを読む端末もKindleでややこしい)という電子書籍リーダーが発売されていますが、スマートフォンのアプリでもパソコンでも読むことができます。ただし、制作者ならば複数の端末で確認しておくのが無難です。

アプリによって表示のされ方は異なる可能性があるため、なるべく多くの端末で確認しておくのが安心です。多少の違いがあっても電子書籍とはそういうものだという考え方もありますが。

電子書籍を知る

他者が作った電子書籍はおおいに参考になります。Kindleストアでは無料本を買う(ゼロ円で買う)ことやサンプル本のダウンロードができるので、どんどん手に入れて見ておきましょう。どんなことが出来るか、読みやすい本と読みにくい本の違いはどこか、など考えながら見ることで自分が作るときの目安になります。

そして、実際に本を買うということは自分が本を売るときと立場が逆です。この本を買おうと思ったのはなぜか? やめておこうと思ったのはなぜか? などいろいろなことが勉強になります。

Kindleストア:Kindle本

収益について

現在のKindle本の市場規模はどのくらいあるのかわかりませんが、経験から、個人出版の範囲ではたいして大きくないのでは? と感じています。個人で数千部売り上げるような著者は一握りで、ブログやツイッターなどでの宣伝力、伝播力が販売を後押しするような気がしています。現状では、まったくの無名の人が宣伝なしで作品の質だけで大ヒットを飛ばせるような環境ではないと考えられます。という訳で、収益を第一に考えるのは難しいという印象です。

ただし、今後は変わっていくかもしれませんし、多くの人が電子書籍で収入を得られるようになればいいなと願っています。

本作りは楽しい

Kindle本の出版に費用は掛からないので、どんどん出していって、みんながそれを読めるようになるというところが良いところです。個人出版の世界は商業出版ではとうてい出すことが出来ないようなテーマのものも見つかります。そこが実に楽しい。

そして、本作りも楽しいです。自分の書いた本がKindleストアに並ぶのは気持ちいいものです。ぜひ、一度本作りを体験してください。