電子書籍の作り方

誰もがKindle本で出版できる時代になった

縦組みのKindle本を制作する手順 6/6

『新美南吉童話集』完成 書籍のページデザインはこれでとりあえず終わりです。あとは、他の端末で確認して何かしらの問題があれば再検討して修正を行います。 新作書き下ろしの場合は、この後に校正作業が続きます。それを経て電子書籍の完成となり出版を行…

縦組みのKindle本を制作する手順 5/6

すべてのページで電子書籍を作る htmlファイルの読み込み Sigilを起動、[+]ボタンをクリックして、外部に保存している htmlファイルを読み込む。 準備したすべての htmlファイルを読み込む。 番号順にファイルが並ぶ。 初めからあった Section0001.xhtmlは不…

縦組みのKindle本を制作する手順 4/6

本文以外のページ作成 書籍には本文以外にも、まえがき、あとがき、書籍タイトルなどを書いた扉ページ、出版情報を記載する奥付ページなどもあります。ページの種類や順番は自由です。 保存している htmlファイルを Coda(テキストエディタ)で開き、作りた…

縦組みのKindle本を制作する手順 3/6

2回目のEPUBデータの作成 htmlファイルの読み込み Sigilを起動、[+]ボタンをクリックして、外部に保存している htmlファイルを読み込む。 先頭の番号を変えて、物語の並び順を変更した。 初めからあった Section0001.xhtmlは不要なので削除する。ファイル名…

縦組みのKindle本を制作する手順 2/6

EPUBデータの作成 htmlファイルの読み込み Sigilを起動、[+]ボタンをクリックして、外部に保存している htmlファイルを読み込む。 ファイル先頭に番号を振っておいたのは、読み込み順(ページ順)の為。Sigil内で並びを変えてもページ順は変えられるが、番号…

縦組みのKindle本を制作する手順 1/6

備忘録を兼ねて、実際にどうやってKindle本を作っているか制作過程を公開します。もしかしたら、もっと楽で完成度が高い方法があるかもしれないですが、現状ではこの作り方が細かいところまで調整できて、自分としては最高のものが作れます。 作業工程は慣れ…

校正の方法

原稿を書き終わった後、再読、再読、再読してひっかかりがあるところがあれば、確認、再考するというやりかたでやっています(普通ですね)。 自分で自分が書いた文章の中にある間違いは見つけにくいので、他人に手伝ってもらったほうが断然いいです。自分で…

Sigilの使い方(初期設定)

設定を変更しているところだけ書いておきます。 外観 ブックビューに比べてコードビューのフォントサイズが小さいので変更。使用ディスプレイ次第なので任意のサイズを設定してください。 General Settings EPUBのバージョンは2にしています。日本語の縦組…

HTML目次はKindle本の重要ページ

読者が初めて目にするのは「表紙」ですが、電子書籍を実際に買って、あるいはサンプルをダウンロードして、能動的に次に見るのは本を開いた初めの方にある「HTML目次」です。 HTML目次の出来不出来によって、その電子書籍の出来具合が判断できます。目次が読…

縦書きの数字表記について/縦中横の指定

横書きは算用数字で表記しておけば問題ありませんが、縦書きにした場合は、いろいろな表記が考えられます。 算用数字(半角)1, 2, 3, 4, 5 算用数字(全角)1,2,3,4,5 漢数字 一、二、三、四、五 横書きで説明していてもよく分からないと思います…

Sigilで縦組みの電子書籍を作る方法

Sigilで縦組み(縦書き)の電子書籍を作る作例です。縦書きの電子書籍はスタイルシート、および contetnt.opfファイルへの記述が必須になります。 青空文庫の芥川龍之介著『藪の中』からルビを除いた原稿を使います。 作例 『藪の中』全文をコピーして、ブッ…

HTMLとCSSの役割/CSSで何が変わるか

スタイルシート(CSS)を必要としないで、電子書籍を制作する方法を「Sigilで電子書籍を作る方法(スタイルシート不要編)」と「 Sigilを使えば電子書籍は簡単に作れる」で解説しました(気づけば同じような記事を書いていました…)。電子書籍リーダー/Kind…

Sigilを使えば電子書籍は簡単に作れる

電子書籍はウェブサイトと同じようにHTMLとスタイルシート(CSS)で作られています。HTMLは構造を示し、CSSはデザインを決めます。 電子書籍を作るにはHTMLとCSSが分かっていたほうが良いのですが、自分でCSSを書かなくても大丈夫です。Sigilで簡単に、Amazo…

ページデザインを検討して修正する

「Sigilで電子書籍を作る方法(スタイルシート不要編)」で作成したEPUBデータを、電子書籍リーダーで表示させページのデザインを検討します。 電子書籍リーダーで表示させるために、EPUBデータから、Kindle/Fire/Android端末用の mobi形式、iOS端末用の azk…

Sigilで電子書籍を作る方法(スタイルシート不要編)

「Sigilの使い方の基本の基本」ではSigilの新規HTMLファイルに文章を書き込んで、それをEPUBにする方法を説明しました。 書籍にするような長文になると、別のエディタで書き溜めておいて、それをSigilのHTMLファイルにコピペしてEPUBを作るようにするのが効…

制作したEPUBをKindle本に変換して各端末に転送する方法

EPUBデータを作成した後、Kindle本として正しく読めるか検証/ページのデザインが良いか検討する必要があります。 Kindle Previewer v2.94 を使い、EPUBデータから Kinde, Fire, Android向けの mobi形式と iOS向けの azk形式に変換して各端末で検証します。 …

Sigilの使い方(新規ファイルの追加)

電子書籍になるEPUBデータは、いくつかの関連ファイルをまとめたもので、その内部にはHTMLファイルやスタイルシート、画像などが入っています。Sigilは、EPUBを構成するファイルのうち書き込み可能なファイルのみを表示させています。 左側のウインドウにフ…

Sigilの使い方の基本の基本

Sigilは電子書籍のデファクトスタンダードであるEPUB形式のデータを作成するソフトウエアです。読み方は「シジル」あるいは「シギル」のようです(参考:wikipedia:sigil)。 公式サイト Sigil Ebook | Sigil is a multi-platform EPUB ebook Editor ダウン…

Kindle電子書籍リーダーについて

Kindle本は、Amazon純正の電子書籍リーダーのKindleシリーズ、Fireシリーズをはじめとして、Android、iOSのスマホやタブレットのアプリ、パソコンのソフトウエアでも読むことができます。 Kindle本を読める端末 Kindle電子書籍リーダー Kindle Kindle Paperw…

Kindle本制作に使うソフトウエア

私が電子書籍を制作するときにソフトウエアについてどんなものを使っているか一通り説明します。詳しくは別記事で解説します。 Sigil 電子書籍のEPUB(いーぱぶ)形式のデータを作成するソフトウエアです。これで作成したEPUBデータをKDPへアップロードして…

必読資料と推薦本

KDPサイト Kindle本を出版するためには、AmazonのKDPサイトで出版するためのアカウントの取得が必要です。 電子出版なら Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング KDPサイトのヘルプにはKindle本の出版についての情報が詳細に書かれているので、ここにまず…

Kindle本は簡単に作れて、本作りは楽しい

私個人は電子書籍の専門家というわけでなく、電子書籍を個人出版したことと他者の出版をお手伝いした経験がある程度の、いわゆる素人です。私にできることは他の方にもできると思います。 誰にでも分かるように、Kindle本の作り方を解説していくことを目指し…

はしごたんのKindle本を買う方法(読書アプリの使い方も説明)

はしごたんの初めての電子書籍『照準を持たない暴力性の発動』がAmazon Kindle ストアで発売になりました。 kuroihikari.hatenablog.com はしごたんの本を読んでみたい方、初めて電子書籍を購入される方に向けて、Kindle本の買い方とそれを読むための読書ア…

トピシュさんのKindle本を買う方法(※初心者向けの内容です)

トピシュさん(id:topisyu)の初の単著『ぼーっとしている人が「自分の人生と向き合う」ためのQ&A30 』が Amazon Kindleストアより発売になりました。 topisyu.hatenablog.com トピシュさんの著書は是非読みたいのだけど、Kindle本(電子書籍)は読んだこ…

Kindle本の買い方

電子書籍を作ろうという方は、日頃から Kindle本を買って読書されていると思いますが、なじみのない方のために Kindle本の購入方法について説明します。 Kindleストアのある Amazonで買い物をするときは、Amazon のアカウントを取得してサインイン(入場)し…